最近暑くなって来ましたね。ワンちゃんも熱中症なりやすくなっています。
今回は犬の熱中症についてご説明させていただきます。
愛犬が熱中症にならないように気を付けましょう！
熱中症になる原因とは？
蒸し暑い室内や車内での留守番や 炎天下の中での散歩やお出かけなどが原因です。
急激な体温上昇により、口を開けてハァハァ(パンティング)いったり、よだれといった症状が現れ、 ひどい場合は呼吸困難を起こしたりし、命にかかわることもあります。 犬は人に比べて汗をかく場所が少なくいので、 狭い室内や車内に閉じ込めたり、 水分制限されたりする環境では 体温調節が難しく熱中症になりやすいです。
主な症状
- よだれが多い
- 嘔吐下痢
- 息が荒い
- ショック状態
- 熱がある
- 皮膚や粘膜が青い(チアノーゼ)
- 脱水
上記のような症状がみられる場合は熱中症の可能性がありますので病院に連れて行きましょう。
なりやすい犬種
熱中症は犬種によってなりやすさが違います。また、年齢や体力の違いよってもなりやすさが異なります。
・短頭種 シーズー、ペキニーズ、パグ、ブルドック
・寒いところ出身の犬種 シベリアンハスキー、サモエド
・子犬や老犬
子犬や老犬は体温調節が上手くできません。 また、体力がないので熱中症にならないように気を付けましょう！
・心臓、呼吸器弱い犬
心臓疾患などは循環機能が良くありません。 ですから、体温調節が上手くできません。 また、心疾患には暑さがこたえますので部屋は涼しく保ちましょう！
熱中症になった時は？
とにかく、体を冷やしましょう！
意識がある場合
体を冷やし、水分補給をさせましょう。 濡れたタオルなどを脇の下や股などにおき、体を冷やしましょう。 39℃まで下げたあと、獣医師の診察を受けましょう。
意識がない場合
一刻も早く体を冷やしましょう。 体を冷やしながら、動物病院に連絡を取り、病院に連れて行きましょう！ 必ず体は冷やしましょう。 体を冷やさずに連れて行こうとすると連れていっている間に症状が悪化してしまうことがあります。 また、病院に先に連絡を取っておくと診察、処置がスムーズに進む場合があります。
予防と対策
炎天下での散歩や激しい運動、暑い室内、車内でのお留守番を避けましょう。
また、水分をいつでも補給できるようにしておきましょう。
室内で留守番させる場合
必ずエアコンを付けましょう！
室温上昇させないようにカーテンを閉めたり風通しを考えましょう！ 扇風機だけでは意味がありません。室温を下げましょう。 また、万が一エアコンが故障した時ようにクールマットや凍らせたペットボトルを部屋に置いたりすると良いでしょう。 また、充分に水分補給ができるようにしておきましょう。
屋外で過ごす場合
炎天下での激しい運動は避けましょう！
日中屋外に行く時は、水に濡らした犬用のシャツ着せると効果があります。 散歩をする場合 昼の散歩は避け、早朝か夜に切り替えましょう！ また、暑い時の散歩は時間を短くしましょう。 車で出かける場合 車内にひとりにさせない。 同伴できない場合は、日陰や風通しの良い場所に繋ぐようにしましょう。
これから夏に向かって熱中症になる危険が増えます。
愛犬が熱中症にならないように気を付けましょう！
熱中症対策グッズを使う
色々な熱中症対策グッズが出ています。そちらを使って熱中症対策を行うのも良いでしょう!
家の中で使うものでいちばん役に立つものはクールマットです。
クールマット系は アルミプレートタイプ、 ジェルタイプ、 大理石のタイプがあります。
室内に1つは置いておくと熱中症対策になって良いです。 お留守番の時など、エアコンが万が一壊れた時に クールマットがあると暑さをしのげます。
大理石タイプ
この3つのタイプの中で一番オススメなのが 大理石タイプです。
大理石タイプは噛まれたり、ひっかかれても壊れない耐久性があります。 また、汚れてもすぐに洗うことができ衛生的です。また、他のタイプに比べて比較的冷たさが続きます。 ペットにとって安全性が高く、安心して使えるように思えます。
出展 https://item.rakuten.co.jp/mgs/485510-2/
口コミ
ミニチュアシュナウザー(10ヶ月)の為に購入しました。最初はなんだろ？という感じで舐めたりかじろうとしてましたが、ヒンヤリしてるとわかったら、上で伏せをしたり、顔だけ乗っけたり、気に入ってくれました。
アルミプレートタイプ
アルミプレートタイプは大理石同様に壊れにくいのでオススメです。
また、汚れたらすぐに拭けるので清潔です 熱伝導率が高いので冷たさが続きます。 アルミプレートは反射するので最初は戸惑ってしまう愛犬いるかもしれません。
ジェルタイプ
ジェルタイプにはいろいろなものがあります 見た目は可愛いものが多いです。 ふんわりしているものやしっかりしていてジェルがよれないものもあります。 愛犬の好みによっていろいろ選べます。噛んだり、ひっかいてしまうと壊れてしまいます。 また、それだけではなく、ジェル（エチレングリコール）を食べてしまったりして中毒になる危険もあるので 噛み癖のある子の使用には気を付けましょう！ また、有害なエチレングリコールが入っていないタイプのものを選ぶのも良いでしょう!！
色々な種類のクールマットがありますので 自分の愛犬に合うクールマットを探してみたらいかがでしょうか！
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